2009年12月30日水曜日

友愛とは何か―2009年の師走に想う

 2009年9月1日開票の衆議院総選挙で、日本は、第二次世界大戦後始めてといわれる本格的な政権交代が起きた。それまで野党第一党であった民主党が、自民党に代わって、国民新党・社民党と政権党となった。このとき、民主党がマニフェストに掲げたスローガンに「友愛」があった。

 以下に、当時は民主党の党首であった、鳩山由紀夫のホームページから引用する。

2009年5月14日(木)

「友愛社会」の実現を目指して

1.民主党の目指す社会は、私流に言えば友愛社会です。すなわち、個人の自立・尊厳を前提に互いに支えあう社会です。今日、日本が直面している最大の課題である少子高齢化問題も、友愛精神に基づく下記の政策で解決し、国民が安心して、心豊かに暮せる社会を実現してまいります。

・ ムダづかいを根絶し、税金を官僚の手から国民の手に取り戻す

1. 予算編成を政治家主導で行う
2. 「天下り」「渡り」の全面禁止を含む公務員制度改革を行う
3. 企業・団体献金の禁止、世襲制限、衆議院の比例定数を80削減する

・ 信頼できる年金・医療・介護を作り上げる

1. 年金記録問題の解決と年金制度の一元化を行う
2. 「後期高齢者医療制度」を廃止し、医師・看護師等の不足を解消する
3. 質の高い介護サービスを提供するため、介護労働者の待遇を改善する

・ 国民生活への直接支援・減税で可処分所得(平均的世帯)を2割増やす

1. 年額31.2万円の「子ども手当」を支給する
2. 高校教育を実質無料化する
3. 失業保険を強化し、求職者支援制度を創設する

2.世界の平和を自ら築いていくことが、これからの日本の安全を守るための基本です。その上で、国連をはじめとした国際社会に積極的に貢献し、グローバル化した世界の諸問題の解決に取り組む尊厳ある日本を目指します。

・国家として自立し、価値の異なる社会とも共生していける友愛外交を推進する

・ 新型インフルエンザにみられるようにグローバル化した今日、諸問題の多くは一国だけでは解決できない。国連をはじめとした国際機関に積極的に貢献する。

 ここでいう「友愛」について、鳩山友愛塾の「設立趣意書」(2008年1月)は、以下のように述べている。

 「友愛の淵源は、クーデンホフ・カレルギー伯(汎ヨーロッパ運動主催者)の友愛革命を原点とし、その目的は人類の人格の尊厳を基調としての相互尊重、相互理解、相互扶助であり、人道主義、人格主義、協力主義、そして騎士道、武士道までも包含した謂わば紳士と淑女の人間関係の涵養であり、その核心は母性愛を根源とした人間や自然に優しい世界の醸成であります。」

 リヒャルト・ニコラウス・栄次郎・クーデンホーフ=カレルギー(Richard Nicolaus Eijiro Coudenhove-Kalergi、1894-1972)は、東京生まれのオーストリアの政治家で、汎ヨーロッパ主義[1]を提唱し、それは後の欧州連合[2]構想の先駆けとなった。

 そのため「EUの父」と呼ばれた。

 クーデンホーフ=カレルギーは、その基本理念としてドイツ語でBrüderlichkeitを提唱した。

 このことばは、英語で、brotherhood(兄弟愛), brotherliness(兄弟らしさ), fraternity(兄弟関係、友愛会)と訳される。彼は、自身の描く社会や国家になるために、教育改革により、全人類が兄弟姉妹になり、全人類が同一の神の子にならなければまらぬと考えた。

 そのために必要なのは、「友愛」という名のこころの革命であると述べた[3]。

 英語のbrotherhoodは、古代英語でbroþerredeとよばれ、kindred(親族)を意味した。

 中世の英語では、brotherhedeとよばれ、maidenhead(処女性)の意味でもちいられた。

 現代的な英語のbrotherhoodは15世紀に現われ、「兄弟の関係性relationship of a brother」を意味し、さらに「親密な交際friendly companionship」をも意味した。

 「友愛のつながりassociation, fraternity」の意味でもちいられたのは、14世紀で、このことばは、1880年代に「労働組合labor union」につらなる。

 14-15世紀のイギリスは、ようやく海軍力を整備し、来るべき宗教改革にそなえて、イングランド国教会を成立させようとしていた。

 英語の「兄弟brother」は、古代英語でbroþorといい、古代ゲルマン語のbrotharに由来し、印欧基語のbhraterに遡る。

 この基語から、ギリシア語のphratér、ラテン語のfrater、古代アイルランド語のbrathir、スカンジナビア語のbhrátár-、古代ペルシア語のbrata、ゴート語のbróþar、古代プロシヤ語のbrati、古代教会スラブ語のbratruが生まれた。

 このように兄弟を表すことばは、長い歴史を持っている。

 一方、英語で「友愛会」を意味するfraternityは、14世紀に生まれた新しい英語で、「共通の関心で結び付けられた多数の男たち」を意味する古代フランス語のfraternitéから生まれた。

 このことばは、ラテン語のfraternitatemにさかのぼり、名詞はfraternitasである。

 このことばは、さらにfraternusにさかのぼり、「兄弟らしいbrotherly」の意味を持つ。

 さらに印欧基語のbhraterにまで遡る。1777年以降、大学におけるギリシヤ文字団体のPhi Beta Kappa(友愛学生団体)の意味を持ち、1895年には短くfratと記述されるようになった。

 「親しく交わるfraternize」は、1610年代に現われ、「兄弟のように考える」を意味し、さらに1897年には「敵国との友情を深める」の意味でもちいられた。

 このことばは、第二次世界大戦中に敵国の女性をレイプすることばとしても使用された。

 このようにみてくると、日本語の「友愛」ということばが、2009年に新しく政治用語としての体裁をとって立ち現われたことが理解できる。

 日本語の友愛には、これまで政治的な意味はなく、「(1)兄弟または友人間の情愛。(2)友情を抱いている・こと(さま)」(『大辞林(第二版)』三省堂)とされてきた。

 いまや、友愛は「共通の関心で結び付けられた多数の男たち」という、本来の意味を現代の日本の政治状況の中で取り戻しているのである[4]。

2009年12月27日記、28日補注

[1]クーデンホーフ・カレルギーは、雑誌『パン・ヨーロッパ』(1924)を発刊し、汎ヨーロッパを呼びかけたが、これにこたえて、1924年に「汎ヨーロッパ連合」が結成され、またヨーロッパ各国に「汎ヨーロッパ協会」も設立された。1926年に汎ヨーロッパ連合の主催で、「汎ヨーロッパ会議」が開催された。大戦間の汎ヨーロッパ運動はブリアンをはじめ各国の指導的政治家も参加して、大きな盛り上がりをみせた。クーデンホーフ・カレルギーの構想は、汎ヨーロッパ、汎アメリカ、大英帝国などの五大超国家による世界の安定やヨーロッパの統一による平和維持・経済的繁栄の達成を目ざすものであるが、同時にそのなかにある植民地主義、反共・反ソ的傾向も見逃せない。大戦間の汎ヨーロッパ運動はファシズム、ナチズムの台頭によって崩れ去った。第二次大戦後にも、戦前そのままの運動ではないが、ヨーロッパ統合が提唱された。1946年チャーチルは「欧州合衆国」を呼びかけた。この提唱は実際的成果を生まなかったが、大陸では一連のヨーロッパ統合の動きが具体化される。とくに経済的統合は強められ、1967年ヨーロッパ共同体(EC)が発足し、今日、政治的に統合されたEUとして模索が続けられている。

[2]欧州連合EUは、マーストリヒト条約(欧州連合条約、1993年)で設立されたヨーロッパの国家統合体。

[3]Totaler Staat, totaler Mensch, 1937.

[4]一方、儒教の世界は、次のようである。「司馬牛(しばぎゅう)、憂(うれ)えて曰く、人にはみな兄弟(けいてい)ありて、われにひとりなし。子夏(しか)曰く、商(しょう)、これを聞く。死生、命あり。富貴は天にあり、と。君子、敬(つつし)んで失なく、人に与(むか)い恭にして礼あらば、四海のうち、みな兄弟(けいてい)なり。君子、なんぞ兄弟なきを患(うれ)えんや。」(『論語』顔淵第十二から) 【意訳】司馬牛が四人の兄が不出来なことを憂えて、他の人は皆兄弟仲良くて、私は羨ましいと言いました。子夏がこれを聞いて言いました。「私が先生に聞くと先生はこう答えました。『人間の生き死にや富貴は天命によるものである。だから、人としていつも慎み深くしていれば、何も失うことはない。また礼儀正しく恭しくしていれば、世の人は皆兄弟のようにしてくれる。』と。だから、兄弟がないようだなどということは言わない方がいいよ。」

2009年12月26日土曜日

COP15の失敗

日経で9月から連載の特集記事『 「ポスト京都」への道』をまとめてみた。

1.日本は、政権交代があり、それにともなう空白が生じたこと

2.日本の産業界の行動も先見性にかけ、「待ち」の姿勢であったこと

3.学会のイニシアティブが弱かったこと

以上の感想を持った。

いまさらだが、国際会議におけるネゴシエーションの難しさを痛感した。

日本は、EUにまかせて、結局、独自のイニシアティブをとれず、今後の国際的な枠組み構築への提言もできなかった。

まことに、残念だが、これが現状である。

本当は、ASEAN+3の合意をもっと取り付ける努力がされるべきあったが、そちらは通経省、COPは環境省と、縦割り行政が横行したようだ。

また、日中韓の三カ国環境大臣会合の枠組みも機能しなかった。

市民側も、反省をしながら、今後の枠組み構築、とくに国際的なネットワーク化と市場メカニズムの透明化に、協力していくべきだ。

● 特集 「ポスト京都」への道-1 EU、20%削減目標の真実 実質削減量は数%か?(09.06.15)
http://premium.nikkeibp.co.jp/em/report/159/index.shtml

● 特集 「ポスト京都」への道-2 道筋みえぬトップダウンの中期目標 産業界に削減の余地はあるか(09.09.10)
http://premium.nikkeibp.co.jp/em/report/168/index.shtml

● 特集 「ポスト京都」への道-3 変わる温暖化政策、その議論の現場(1) 見えぬ民主党の描く政策(09.10.29)
http://premium.nikkeibp.co.jp/em/report/175/index.shtml

● 特集 「ポスト京都」への道-4 変わる温暖化政策、その議論の現場(2) 迫るCOP、相次ぐ途上国の表明 国内では鉄鋼など技術移転が話題に(09.11.30)
http://premium.nikkeibp.co.jp/em/report/183/index.shtml

● 特集 「ポスト京都」への道-特別編1 COP15、外交も“BAU”を超えよ 日本は25%削減目標を活用せよ(09.12.07)
http://premium.nikkeibp.co.jp/em/report/185/index.shtml

● 特集 「ポスト京都」への道-5 COP15閉幕、問われる「合意」の重さ 国連交渉の厳しさ、改めて露呈(09.12.21)
http://premium.nikkeibp.co.jp/em/report/188/index.shtml

2009年12月25日金曜日

2010年のゆくえ

本日の日経で、地方分権の日程が出てきた。

▼2010年夏に地方分権の戦略大綱制定
 http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20091222/538077/

2010年夏までに骨格づくりということで、国交省に続き、有識者会議が出てきた。

現在、予算編成が難航しているが、新年度はおそらくすぐに大型補正予算の声が出てくる気がする。

参議院選挙前に、景気の掛け声だけでも大きくしたいということだ。

すでに中央の業界団体は、自民党離れを起こし、自民党は、限りなく自壊の方向に向かっているが、民主党も、トップは新自由主義、本体は伝統的保守主義、国民向けには市民派という複雑な様相を呈している。

参議院選挙後の政界再編を考えると、もうひと波乱起きる可能性がある。

例えば、「新・保守合同」といった絵姿だ。

COP15も失敗に終わり、世界的な協調体制が壊れつつあり、米中の二国で世界を取り仕切っていく方向なので、それ以外の国々は、地域主義に陥る可能性がある。

その際に、国境を超えた新保守主義が伝統的な経済理論とともに登場してくることも考えられる。

みかけのリベラルは、すぐに伝統的な保守に回帰するのを何度もみせられてきた。

ニュースの背景を、たんねんに読み解いていくしかない。

2009年12月24日木曜日

暖冬のクリスマスイブ

今週に入って、暖かい日が続く。

世界的には、寒気団が大陸を覆い、アメリカもヨーロッパも交通網が乱れているというのに、日本だけは平穏である。

マンション:9割完成 建築確認取り消し 最高裁判決
http://mainichi.jp/select/today/news/20091218k0000m040082000c.html

完成間近のマンション「違法」 建築確認の取り消し確定
http://www.asahi.com/national/update/1217/TKY200912170383_01.html

▼建設中のマンションの確認取り消しが確定、最高裁判決
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20091218/537971/
東京都新宿区で建設中のマンションを巡る訴訟で最高裁第一小法廷は12月17日、「新
宿区の建築確認は違法」と判断して建築確認を取り消した東京高裁の判決を支持。区
の上告を棄却した。建設中のマンションの建築確認が取り消されるのは極めて異例だ。

 ▼新宿区の建築確認処分を取り消す、東京高裁が逆転判決
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20090121/529831/
 ▼建築確認の取り消し命じる高裁判決に不服、新宿区が上告
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20090128/529998/
 ▼着工後の建築確認取り消し判決、“特例”や“例外”に注意
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/knp/column/20090129/530001/
 ▼マンション完成後に異例の確認取り消し判決
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20090916/535367/

以上、7本は関連記事。異例の建築確認取消し訴訟の確定だ。
関係者に送り、反応も大きかった。

【政権交代3カ月】
地方発「さらば自民党」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20091210/211410/

【政権交代3カ月】
河野太郎の憂鬱 ― 自爆民主と変われぬ自民
鳩山スキャンダルで昔の自民党に戻るのは最悪のシナリオ
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_58685_333667_108

下野から3カ月。活気を失い、広さを持て余した党本部5階の会議室で、その男は持ち前のよく通る声を張り上げていた・・・

自民党が見えない。それどころか、埋没から自壊の様相だ。
関係者に送った。

●酸性化する海、懸念される生態系への影響
http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20091221/201883/?ml

気候変動のメカニズムのわかりやすい解説記事だ。

【時事深層】
COP15、宴の後の死角
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_58685_333667_114

ポスト京都議定書の枠組み作りが難航している。削減目標を巡る先進国と発展途上国との対立だけではない。途上国への投資ルール「CDM(クリーン開発メカニズム)」で問題が浮上している。

【エコ亡国――「地球のため」で日本を潰すな】
そして途上国への資金援助が残った
中国を代弁者に「G77」が削減要請に激しく抵抗
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_58867_334636_106

協定についても「合意に留意する」ということを承認しただけ。環境NGO(非政府組織)である気候ネットワークの浅岡美恵代表は「世界の市民の期待を裏切った」と批判している・・・

【エコ亡国――「地球のため」で日本を潰すな】
ミスにつけ込んだ中国の勝利
欧州“敗北”が映す排出量取引「G2」の台頭
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_58971_335381_113

「正直、パーフェクトな合意とは言い難い」(ラインフェルト首相)、「ないよりはましだが、熱望していたものとはかけ離れている」(バローゾ委員長)・・・

●何も決まらなかったCOP15。国内議論深めるチャンスに
ポスト京都議定書の国際的な枠組みを議論した国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議( COP15)は、かろうじて決裂を回避した。
しかし、今後の国際交渉の道筋は不透明のままだ・・・
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/report/20091222/102934/

コペンハーゲンのCOP15関連記事。失敗した国際会議の分析だ。
関係者に送り、返事もあった。

2009年12月17日木曜日

旧暦11月の朔

朔(さく)は、月と太陽の視黄経が等しくなること、また、その時刻のことで、新月(しんげつ)と同義だ。本日は、旧暦11月の朔(2日)、である。

日中は穏やかに晴れ、カラ類の混群が雑木林の中を鳴き交わしながら移動していた。

ここのところ、妙に嗅覚が鋭くなっている。

乾燥して、鼻腔の粘膜が緊張しているせいだろうか。

とくに外出して電車に乗ると、周りの人の臭いが、かぎ分けられるようだ。

初めての体験である。

一昨日は、夫君を亡くされた長い手紙を拝受した。

さらに長い返書をしたためて、投函した。


●猪瀬直樹:今も「平和な東條英機」は無数にいる
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20091208/199759/?ml

 東條英機らA級戦犯7人が処刑された日に隠されていた「暗号」を、僕は『ジミーの生日 アメリカが天皇明仁に刻んだ「死の暗号」』(文藝春秋)で解き明かした。一方で、東條英機という存在は、いまの日本人にとっても他人事ではない。現在の閉塞感につながる歴史の重荷がそこにはある。

まさに、のんきなエリートの手で戦争が起きた話である。

●松村喜秀:数枚の「同一番号」中国人民元がなんと「本物」鑑定
http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20091208/199813/?ml

まことに不思議な話だ。世の中の底は、いったい、どうなっているのだろうか。

▼市場の縮小が浮き彫りに、建設会社の業績ランキング
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20091211/537636/

民間信用調査会社の帝国データバンクは12月8日、「2009年度第2四半期 上場建設会社64社の受注・業績動向調査」の結果をランキングなどの形で公表した。前年同期(08年度の第2四半期)と比べ、売上総利益が増えて経常損益は大幅に改善しているものの、受注高が大きく落ち込んでいる。

建設業界は、市場の縮小で、もろに不況をこうむっている。
関係者に送り、警鐘を促した。

●ニュース解説
 ローカル化する日本~日本が“アジアの辺境”になる日
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20091208/199855/?ml

 日本と中国の経済規模が接近してきた。IMFの予測によると、2009年の名目GDPは日本が5兆490億ドル、中国が4兆7580億ドルとなる見込みであり、中国のGDPは日本の95%程度の水準まで迫ってきている。ドル換算のGDPは為替変動にも影響されるが、このまま推移すれば2010年には日中のGDPの逆転が見込まれる。

近未来の予測を、短く要約した解説記事だ。

▼普天間グアム移設、「受け入れ能力ない」と地元知事(12/10)
http://www.afpbb.com/rd/a/5020228

この記事が話題で、昨日盛り上がったので、本日配信した。

◆降水不足、やむをえず汚染水を農業利用 インド(12/12)
http://www.afpbb.com/rd/a/5025972

厳しい亜大陸の水不足である。

▼元ギャルの農業プロジェクト「ノギャル」、カワイイ農作業着も考案(12/11)
http://www.afpbb.com/rd/a/5025922

「ノギャル」は新しいことばだ。興味深い記事で、関係者に送った。



2009年12月14日月曜日

寒い朝に

ようやく、今年も冬らしくなってきた。

少し風邪気味だが、一方で、地球は回っている。

【韓国発 毎経エコノミー】
2010年の韓国経済は3~4%成長へ  輸出主導で景気回復、内需は力不足
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_56698_323935_128

韓国経済に復調の兆しだ。株価も好調のようである。

●北海道下川町と企業や街との交差が生む新しい価値
http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20091202/198708/?ml

とても示唆に富む記事である。関係者に送った。

●世界同時「真性デフレ」の恐怖
http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20091207/199300/?ml

 急激な円高、ドバイショック…。世界経済が再び揺れ始めた。国内では深刻な「需要不足」で価格破壊が進み、デフレに突入。政府・日銀は緊急対策を発表したが、猛烈な経済収縮は止まりそうにない。

これも11月以来の経済懸念材料の分析である。

ダム再検証で三つの切り口、有識者会議が初会合
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20091204/537371/

今後の国交省の動向を考える上で、大事な記事だ。関係者に配信した。

▼「ららぽーと柏の葉」に“植物工場”を設置
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/knp/news/20091119/537050/?ST=led

みらい、三協フロンテア、三井不動産の3 社は、千葉大学の監修のもと、つくばエクスプレス・柏の葉キャンパス駅前の商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと柏の葉」内に、小型植物工場「みらい畑」を設置した。

これも面白い試みだ。韓国に送った

【BusinessWeek】
北朝鮮、デノミで混乱  新通貨を発行、狙いは闇市場に対する取り締まり強化
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_57470_327781_125

関係国への影響はほとんどなかったであろう。

●財部誠一:凋落一途の大手スーパー、“霞が関”と同病だ
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20091209/200057/?ml

 スーパーマーケットの業績の落ち込みが止まらない。上半期(3~8月)の決算でもイトーヨーカ堂(▲43億円)、ダイエー(▲30億円)、ユニー(▲11億円)と名だたる総合スーパーが軒並み単体決算で営業赤字に陥った。リーマンショック後の景気後退は業績悪化に拍車をかけたが、それが主因ではない。

日本の流通業界はどこに向かっているのか。これでは、まるでバッタ屋だ。

●ビジネスにブログを活用する
→ http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20091209/200052/?ml

ブログの活用事例として、関係者に送った。

●ニュース解説
 息切れ間近の中国経済
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20091207/199508/?ml

 中国経済は、普通の国よりもはるかに強靭な体質を備えているように見えるときがある。
 08年9月の「リーマンショック」発生で、世界経済が米国経済にカップリングして急激に悪化していった局面で、中国政府は同年11月、総額4兆元(1元=13円で計算すると約52兆円)の大規模な景気対策を打ち出した。

少し悲観的であるが、日本の代表的アナリストの見解として興味深い。

▼建設業の半数以上が「悪化」、2010年の景気見通し
 http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20091209/537573/

 帝国データバンクは12月3日、「2010年の景気見通しに対する企業の意識調査」の結果を公表。全体では「悪化局面」とみる企業と「踊り場局面」とみる企業が35%前後で拮抗しているが、建設業では半数以上が「悪化局面」と予想している。

関係者に送ったところ、返信が来た。

▼100年に1度の巨大な氷山、オーストラリアへ漂流中 (12/09)
http://www.afpbb.com/rd/a/5017064

◎【図解】COP15の主な議題
http://www.afpbb.com/rd/a/5020933

以上の日本は専門家と市民に送った。COP15関連の反響は意外に大きかった。

●中国から化学工場が追い出される日
http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20091211/200608/?ml

この事例だけで中国全体を押しはかれはしないが、興味深い記事だ。

石弘之:「地球危機」発 人類の未来
2050年の世界をいかに養うか 人口増と成長で深みにはまる食料問題

http://eco.nikkeibp.co.jp/article/column/20091207/102780/

厳しい未来予測である。この記事も、関係者に送った。

2009年12月7日月曜日

大雪の朝に


本日は、二十四節気のひとつ大雪だ。

早朝は雲が多かったが、太陽の上昇とともに晴になった。

ここのところ、夢見があまりよくない。


▼猪瀬副知事が推す高齢者住宅の「東京モデル」
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20091117/536942/
東京都が11月4日にまとめた少子高齢化時代の住宅施策に関する報告書では、高齢者の住まいに関する「東京モデル」を提示している。年金や生活保護に頼って暮らす高齢者を対象に、合わせて約9400人分の住宅を整備する方針を示したのが特徴だ。
既報の継続記事だ。事業化まで点検してほしい。

▼岩谷忠幸:身近な気象から考える地球環境問題
 海面上昇で高まる高波・高潮のリスク
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/column/20091117/102648/?mail

今年10月、伊勢湾台風の再来といわれた台風18号は、記録的な高波と高潮潮位を残 していった。原因は一体、何だったのだろう。台風そのものなのか、あるいは海面 上昇による影響か。温暖化との関係はあるのだろうか。

ベネツィアなど海沿いの各都市で起きている現象の解説記事だ。

▼追悼 小林一輔さん、「コンクリートが危ない」と警鐘
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/knp/column/20091116/536928/

 『コンクリートが危ない』(岩波新書)の著者で、東京大学名誉教授の小林一輔さんが10月7日、亡くなった。半永久的に使用できるはずのコンクリート構造物が早期に劣化している問題を取り上げ、警鐘を鳴らした。
いい弔問記事だ。関係者に送った。

【マニラ便り―アジア経済の現場から】
アジアの金融システムの長所と短所  銀行偏重から新しい金融資本市場の創設へhttp://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_55622_317643_126
短いが、近未来の展望である。関係者に送った。

【中国発 経済観察報】
セメント生産量が映す中国経済の実態
当てにならない公式統計、エコノミストは代替指標探し
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_55622_317643_140

中国の社会経済分析で必ず問題になる統計数値の正確さについてである。 関係者に送った。

▼ダム再検証で有識者会議を設置、来夏に中間報告
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20091120/537062/

前原誠司国土交通相は11月20日の会見で、「今後の治水のあり方に関する有識者会議」の設置を発表した。座長には京都大学名誉教授の中川博次氏が就く。

やはり第三者機関が登場した。関係者に送った。

▼首都高・大橋JCTの巨大ループで“ぐるぐる”を体感
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20091026/536380/
▼首都高・大橋JCTの屋上公園、2012年開園目指す
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20091030/536544/

偶然、ある勉強会で話題になった事例だ。 関係者に送った。
●猪瀬直樹:マッカーサーが仕掛けた戦慄の時限装置
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20091124/197024/?ml

昭和23年12月23日零時1分30秒、死刑執行開始……皇太子明仁の誕生日に、なぜA級戦犯7人は処刑されたのか? 僕が20年間あたためてきたテーマについて書き下ろした新刊『ジミーの誕生日 アメリカが天皇明仁に刻んだ「死の暗号」』(文藝春秋、税込1500円)が、11月25日に発売された。
短いが、自著の紹介記事だ。関係者に送った。

【移民YES】
在日韓国・朝鮮人との出会いが「移民1000万人政策」の原点になった
移住を認める「大きな日本」と美しい衰退の「小さな日本」、どちらを選ぶか
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_56260_321256_114

ただ、34年間入国管理行政に携わってきた中で、日本もほかの先進国と同じように、「移民」政策ということを正面から考える時期に来ている、そして日本に時間的な猶予はない、ということにたどり着きました・・・

本文より、投稿のほうが興味深い。 編集して関係者に送り、応答もあった。 以下の投稿を行ったところ、すぐに公開で反論が出た。 それほど、近隣諸国との人的交流が不愉快な日本人は多いのだろうか。 >2009年11月29日 > 短く述べますと、今回の記事に対する猛烈な読者の反応を見極めること >が、日経ビジネスの目的ではなかったか、というのが感想です。私は、ここで問題になっている中 >国や韓国、ブラジルや、在日に多くの友人を持っています。彼らが、今回の読者コメントを読んだ >なら、いまだに日本人の意識はこの程度なのか、と思うことでしょう。一方で、映画「レッドクリ >フ」や韓流ドラマが日本人のこころを捉えているという現実と、今回の日経読者の反応には、大き >な隔たりがあるようにも感じます。将来の日本の国家像は、もう少し冷静に論議すべきです。
▼掛川駅の建て替え、保存も含め市民にアンケート
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20091125/537116/

保存を求める声が上がっているJR 掛川駅の建て替えについて、掛川市が市民にアンケートを実施する。JR東海の建て替え案のほか、既存部材の一部利用、保存の2案も視野に入れて、市議会で12月中に方針を決定する。
行政事例として関係者に送った。

▼林野紀子氏がデザインした「色の専門店」
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20091005/535834/

建築家やデザイナーが手掛けた“デザインで魅せる”空間を、デザインキーワードでジャンル分けして紹介していく。そのキーワード「まちと触れあう・まちを引き込む」の6回目は、建築家の林野紀子氏が設計した色の専門店だ。

事例紹介として、関係者に送った。

●ニュース解説
 エソラ池袋がオープン。駅ナカ市場の盛り上がりは本物か?
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20091126/197596/?ml

長期化する個人消費の冷え込みで、デパートをはじめ苦戦が続く流通業界。その中にあって、唯一明るい話題をふりまいている印象なのが、いわゆる「駅ナカ」だ。今年3月にエチカ池袋をオープンした東京メトロは、11月27日にはエソラ池袋をオープン。また、セブンイレブンは駅構内でのコンビニエンスストア出店で京浜急行と提携。11月13日には品川駅と横浜駅に店舗をオープンした。はたして「駅ナカ」と呼ばれる新しい商圏は本当に成功をしていくのだろうか?

今後の駅周辺事業の事例として、関係者に送った。

▼横浜市で入札の中止が急増、ベテランの大量退職も一因
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20091127/537172/

問題事例として関係者に送り、応答もあった。

●COP15での議論内容と課題を検証する
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20091201/198419/?ml

 今年(2009年)12月7日から18日まで、デンマークのコペンハーゲンでCOP15(国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議)が開催になる。この会議は2013年以降の地球温暖化対策の国際的枠組み(ポスト京都議定書)を決定するきわめて重要な会議である。しかし、新議定書の採択は困難との見方が強まっている。

解説記事として関係者に送り、応答もあった。

●「アジア環境庁」創設の提言
http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20091203/198902/?ml

関係者に送ったところ、取材対象の国際会議の印象がやや異なっていた。

●霜も降りない東京砂漠~都市化による温暖化と乾燥
http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20091203/198739/?ml

わかりやすい気象解説だ。関係者に送った。

●小宮一慶:「大幅ボーナスカット」の報道から見える経済の動き
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20091126/197630/?ml

 私は新聞を読むとき、一つ一つの記事を独立したものと捉えているのではなく、記事と記事の関連性を考えながら読んでいます。そうしないと、世の中が見えてこないからです。今回は、私がふだん新聞記事の関連付けをどのように行っているのか、具体例を用いてご説明したいと思います。

まちかどで、今年のボーナスの支給日を聞かれたが、答えられなかった。