2009年6月30日火曜日
季節の移ろい
電線の上で、センダイムシクイの声がするがどうもおかしいと思い、じっと見上げると、ヒヨドリの幼鳥である。センダイムシクイのサエズリが響くので、聞きなしたようだ。
この時期は、思いもかけない野鳥の行動に出会える好機でもあった。
▼金総書記の健康悪化か、医療機器の輸入図る 朝鮮日報(06/19)
http://www.afpbb.com/rd/a/4239166
▼北京の路上で暴漢に襲われ男性死亡(06/18)
http://www.afpbb.com/rd/a/4273711
▼ユーチューブの16歳少女死亡映像に波紋、イラン抗議デモ(06/22)
http://www.afpbb.com/rd/a/4290415
▼【動画】デモ中に撃たれ死亡した「ネダ」の映像が投げかけた波紋(06/23)
http://www.afpbb.com/rd/a/4295459
イラン、北朝鮮、中国の動きが激しかった。しかし、日本のメディアの動きは鈍く、とくにイラン報道で調査取材が見かけられない。
▼野村浩二の『ポスト京都の経済インパクト』
温暖化対策がもたらす日本経済へのインパクト
経済に暗雲もたらす環境対策 失業率悪化や所得減少の懸念
http://premium.nikkeibp.co.jp/em/column/nomura/01/index.shtml
麻生太郎首相は6月10日、2020年までの温室効果ガスの削減目標を定める「中期目標」を発表した。これに先立ち、検討された各種の経済モデルによる評価では、CO2排出削減を大幅に強化すると、国内総生産(GDP)を押し下げ、国民所得の減少や失業率の悪化をまねくとする、厳しい結果が示された。
タイトルと内容に異同がある。政治的な目標数値ではなく、一定のシミュレーションをしただけ、今回の発表はまだましというものだ。
▼生物への対策なしで導水を遮断、岡山・百間川で魚貝が大量死
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20090615/533414/
ショッキングな報道だ。地元の河川管理事務所の怠慢だが、事後処理はよくされたようである。関係者の間で議論がされた。
●森永卓郎:構造改革派が日本郵政の西川社長留任にこだわる理由
→ http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20090616/160540/?ml
麻生総理が追い詰められている。追い詰めている相手は、鳩山由紀夫民主党代表と総務大臣を辞任した鳩山邦夫氏の兄弟だ。「鳩の乱」と呼ばれているらしい。 一部のメディアでは、二羽の鳩の友愛が総理を追い詰めていると、おもしろおかしく書いているところもあるが、この戦いの本質は鳩山兄弟対麻生総理ではない。
この問題だけで、日本の政局は空回り状態だった。昨日、ようやく決着した。
【経済危機は9つの顔を持つ】
変わるべきは中国とアメリカ。日本は今のままでいい
黒田東彦アジア開発銀行総裁と議論する中国そしてアジア(上)
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_43234_399885_128
アジア開発銀行(ADB)と日本政府の積極的な融資が、今回アジアにおける危機の沈静化に大きく貢献していることは間違いない・・・
【経済危機は9つの顔を持つ】
中国が解決すべき3つの課題
黒田東彦アジア開発銀行総裁と議論する中国そしてアジア(下)
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_43294_400301_120
この連載記事は読ませる内容だった。マニラとソウルに送った。
【中国発 経済観察報】
インフレ到来? おののく資産家たち(後編)
実体経済が悪化する中、余剰資金が不動産にシフト
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_43234_399885_147
●莫 邦富の中国ビジネス指南
江西省南昌市など中部地域の消費意欲高まる
→ http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090611/159584/?ml
長江の中下流に位置し、江西省の省都南昌市は、北京と香港九龍を結ぶ京九鉄道の路線上にある唯一の省都である。省都といえ、その存在感は薄い。しかし、消費意欲が高いとして、外資系の外食産業や小売業が注目している都市でもある。
【中国羅針盤】
命懸けの「工場閉鎖」、一人歩きもままならない
不況と政争に揺れ、治安が悪化する広東省
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_43483_401416_130
以上の記事は、中国経済の実態の複雑な側面を記述している。いちがいに「中国経済」とひとくくりにできない多様性が生じているとも見られるが、あいかわらず「省益」優位の「経済」であることも注意しなければならない。中国経済の不均等発展ということか。
▼オバマ米大統領、北朝鮮に対し「あらゆる準備ができている」(06/22)
http://www.afpbb.com/rd/a/4284555
●【BusinessWeek特約】韓国と北朝鮮、経済共同事業で不協和音
→ http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20090618/160994/?ml
イラン情勢に埋没して、北朝鮮情勢がかすんでいる。北朝鮮抜きの5者協議の可能性もでてきた。核クラブには、絶対に入れないという各国の強い意思表示が目立つ。
住民が施工する道路の補修工事に材料費を支給、栃木・那須町が7月から
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20090616/533448/
この記事は、自治体関係者に送った。
●【BusinessWeek特約】混乱が広がる大統領選後のイラン
→ http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20090622/161832/?ml
イラン式民主主義が、イスラム原理主義と対立したように見えるが、底流には、経済問題をめぐる権力内部の路線対立があるようだ。
●中国で「食品安全法」施行、食品貿易への影響は?
→ http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090619/161602/?ml
中国の全国人民代表大会(国会)常務委員会は2009年2月28日、「食の安全」を確保するために新たな「食品安全法」を可決した。同法は6月1日から施行されたが、最終製品だけでなく原材料に使う農薬や肥料まで幅広く検査するという厳しい内容になっている。
昨年のメラミンミルク事件などで、ようやく中国も本格的な対策を講じてきた。
●猪瀬直樹:人生を楽しめる「すまい」のモデルを視察
→ http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090623/162011/?ml
前回のこのコラムで書いたように、僕が座長を務める東京都庁の「少子高齢時代にふさわしい新たな『すまい』実現PT(プロジェクトチーム)」が6月18日に視察を行った。地域の高齢者のすまいのモデルケースになる取り組みは少なくない。
今回視察したのは、都内3カ所の施設だ。まず最初に、東京・世田谷区の「NPO法人多摩川にこにこ倶楽部」を訪れた。
この連載記事は、もっとフォローすべきだ。
●森永卓郎:金をかけずに「アニメの殿堂」をつくる方法
→ http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20090623/162260/?ml
補正予算が可決されて「国立メディア芸術総合センター」という名称の施設が年度内に着工されることになった。いわゆる「アニメの殿堂」である。
だが、117億円を投じて、延べ床面積約1万平方メートルもの巨大な施設を、お台場につくることに対しては、首をひねってしまう。
問題ばかりの「殿堂」建設だ。アニメの現場の低賃金・重労働には手付かずである。
●ニュース解説:手嶋 龍一
「イスラム社会と新たな時代を切り拓こう」米オバマ大統領がエジプトで演説
→ http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090617/160931/?ml
中東歴訪中のオバマ米大統領は2009年6月4日、エジプトの首都カイロで、イスラム社会と新たな時代を切り拓こうと呼びかける演説を行った。ブッシュ前政権下で急激に悪化した関係を改善し、相互理解に基づく新時代を目指す。軍事力を背景にした「力の外交」から相互信頼に立脚する「対話の外交」へと米国の中東政策の舵を切る重要演説となった。同時にカイロ演説では、国際テロリズムとの戦いには毅然とした姿勢で臨むと述べ、北朝鮮が進める核関連技術の中東への輸出にも影響を与えそうだ。
ようやくきちんとした解説記事を読むことができた。
ウェザーニューズ、全国4000人と協力し酸性雨の実態調査、都市部に焦点
http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20090623/162304/
この記事も専門家との議論になった。企業活動に市民が動員されている。全国に配信した。
【ニュースを斬る】
「天の声」とは、いったい何を意味するのか
西松建設「無条件降伏」公判での検察側「立証」への疑問
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_43754_403007_131
かつてのゼネコン業界の談合の世界における「天の声」というのは、一般的には「発注者側のトップの意向」を示すものであり、その意向に従って受注予定者が決まるという談合ルールを「天の声」談合と呼ぶことがあった・・・
今後の政局に反映されなければならない記事である。
▼中国の淡水湖、今年も藻が大発生(06/21)
http://www.afpbb.com/rd/a/4289344
関連記事が中国系サイトでも公開されている。水環境の悪化は深刻である。
●ネットシーカーズ
リアルタイムで降雨情報がわかる“東京アメッシュ”
→ http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090622/162007/?ml
数年前から“ゲリラ豪雨”が増えてきた。あっという間に黒い雲が空を覆い、激しい雨が大量に短時間に降るというものだ。外出時にずぶ濡れになった人も多いことだろう。東京など大都市では排水が間に合わず地下街などが浸水し、新たな「都市型水害」がクローズアップされてきている。予想しづらいこのゲリラ豪雨だが、発生状況をほぼリアルタイムで確認できるサイトがある。東京都下水道局が運営している“東京アメッシュ”がそれだ。
これも興味深い記事だ。もっと市民に利用されるべきだ。
▼「日本の偵察機は容赦なく撃墜」、北朝鮮空軍が警告(06/28)
http://www.afpbb.com/rd/a/4313188
AFPが報道しているのが妙味か。
2009年6月24日水曜日
イランでデモ中に撃たれ死亡した少女の映像
ユーチューブの16歳少女死亡映像に波紋、イラン抗議デモ(2009年06月22日)
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2613635/4290415
▼【動画】デモ中に撃たれ死亡した「ネダ」の映像が投げかけた波紋(06/23)
http://www.afpbb.com/rd/a/4295459
日本のメディア報道の限界をネットが乗り超えていく。
2009年6月22日月曜日
梅雨の合間で
思いのほか勉強になった。このことは別にまとめたい。
【泥亀サバイバル~金ぴか偉人伝・2】
自分のお金で買ったマンションから、なぜ国に追い出されねばならないのか?
ノンフィクション作家佐藤優氏×『成金炎上』山岡淳一郎氏対談 第3回
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_42492_396407_130
なるほどの視点。
【中国発 財経】
輸送統計から読む、中国景気回復の行方
内需拡大に頼りなさ、先行きは楽観できず
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_42492_396407_136
毎月統計の発表にとどまらないこうしたフォロー記事が望まれる。
金総書記の長男・正男氏、「後継者は弟」の報道を肯定
http://www.afpbb.com/article/politics/2610012/4248057
一連の北朝鮮動静の確定記事だ。
●ECO JAPAN/岩谷忠幸:身近な気象から考える地球環境問題
雷多発時代に備える
→ http://eco.nikkeibp.co.jp/article/column/20090603/101540/
温暖化の影響と断定はできないが、近年、雷が多発傾向にある。今年5月にも2人の犠牲者を出した。人命はもちろん、IT化が進んだ現在、雷対策は欠かせないものになりつつある。
●ECO JAPAN/古田尚也:連続解説「生物多様性と世界と日本」(1)
生物多様性条約の3つの目的――2010年名古屋会議の焦点
→ http://eco.nikkeibp.co.jp/article/special/20090604/101547/
生物多様性条約が目指すのは生態系や種などの保全だけではない。生物資源の持続可能な利用や、遺伝資源の利用から得る利益の公正な配分をも実現するため、経済や社会の仕組みもアプローチ対象になる。
●温暖化で変わる梅雨
→ http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20090618/161260/?ml
以上の三つは、もっと読まれるべき記事だ。
●「リニア中間駅は各県に1カ所」、JR東海が方針示す
→ http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20090609/158835/?ml
●品川-名古屋は286km・40分、リニア新幹線の南アルプスルート
→ http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20090618/161253/?ml
経過報告記事だが、フォローしなければならない。
【BusinessWeek】
知識経済時代の新リサーチパーク 筑波研究学園都市のスタイルは時代遅れ?
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_42621_396870_135
興味深い記事だ。韓国に送った。
【BusinessWeek】
「万里のファイアウオール」に抵抗する
中国政府のネット検閲をくぐり抜ける利用者たち
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_42729_397079_147
●古森義久:北朝鮮の経済は、どう回っているのか
→ http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090609/158923/?ml
北朝鮮の無謀で無法な行動が世界を揺るがせている。核兵器の開発、そのための核兵器の爆発実験、弾道ミサイルの発射、さらには核兵器など大量破壊兵器技術のシリアやイランへの拡散と、危険な動きが相次いでいる。こうした行動を取る北朝鮮という国家の体制や体質はどうなっているのか。その国家を独裁統治する金正日政権とはどんなメカニズムなのか。
上記二つは状況の解説記事だ。
●真壁昭夫「“100年に一度”時代のお金の貯め方・殖やし方」
日本の将来を決める二つの要因
→ http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090605/158262/?ml
世界が大きく変わる中で、日本は、これからどうなるのでしょう。日本の将来像を考える時、二つの面があると考えると分かりやすいと思います。一つは、人口減少、少子高齢化が世界最速のスピードで加速する側面です。日本の人口は、既に減少局面に入っています。人口が減るということは、その国にとって、とても大きな要素です。
タイトルと内容に乖離があるが、問題考察の導入部である。
都心のオフィス空室率、16カ月連続上昇、4年8カ月ぶりの高水準
http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20090612/159820/
別のブログで関連記事も公開した。
団地再生に挑む(2) 築50年の木造戸建てを低容積の集合住宅に
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20090605/533171/
団地再生に挑む(3) 有名団地に見る住宅余剰時代への備え
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20090605/533127/
とても興味深い連載記事だ。多くの人に読まれるべきである。
●セカンドステージ/ナショナルジオグラフィック日本版
人類は食料危機を克服できるか
→ http://www.nikkeibp.co.jp/style/secondstage/tanoshimu/nng_090605.html
2008年に世界を襲った食料価格の高騰は、食料危機の到来を告げる警鐘だった。2005年から昨年夏にかけて、小麦とトウモロコシの国際価格は3倍、コメは5倍に上昇。それに伴って、20カ国以上で暴動が起き、7500万人が新たに貧困層に加わった。農作物の不作による短期的な値上がりは過去にも繰り返されてきたが、今回は世界の穀物生産量が史上最高に達した年に価格が跳ね上がった点が、事の重大さを物語っている。
【時流超流】
デトロイト、米最悪都市の末路
GM破綻、犯罪増、人口減…
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_42982_398498_119
ゼネラル・モーターズ(GM)破綻から一夜明けた6月2日。バラク・オバマ政権が真っ先に打った政策は、ほとんど知られていない・・・
このふたつは、環境問題のスケールを考える糸口である。
【データが語るホントの経済】
不況が自殺を増加させるのはなぜか
http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20090608/196996/
古典的な社会学の考察だが、さらに深化が必要な主題だ。
2009年6月14日日曜日
北朝鮮情勢とイラン情勢
北朝鮮の国営朝鮮中央通信(Korean Central News Agency)が公開した、同国江原(Kangwon)道にある高山果樹園を視察する金正日(キム・ジョンイル、Kim Jong-Il)総書記(撮影日不明、2009年6月8日提供)。(c)AFP/KCNA via KNS
「金総書記「私は国民のために犠牲を払っている」、北朝鮮国営ラジオ」 発信地:ソウル/韓国
http://www.afpbb.com/article/politics/2609524/4242557
上記の記事が6月8日付けでAFPから配信され、早速アクセスしたところ、金正日の最新映像が掲載されていた。拡大してみたところ、不思議なことに気づいた。農村指導者と思われる人物たちは、明らかにワイシャツを着ていないのに、金正日はいつものコート姿である異様さだ。さらに、左から2番目の人物の視線が、右から2番目の軍人に向けられているとしか思えないことも見て取れた。明らかに、金正日の図像を露出過多気味の映像に貼り付けたとしか思えない。
金正日総書記、病気のため権力移譲を加速か
2009年06月05日 09:04 発信地:ソウル/韓国
http://www.afpbb.com/article/politics/2608843/4224724
北朝鮮のミサイル発射実験と後継者問題に懸念、米国家情報長
2009年06月09日 12:58 発信地:ワシントンD.C./米国
http://www.afpbb.com/article/politics/2609642/4243268
金総書記の長男・正男氏、「後継者は弟」の報道を肯定
2009年06月09日 22:46 発信地:東京
http://www.afpbb.com/article/politics/2610012/4248057
北朝鮮の口座情報、韓国政府が米国へ提供 朝鮮日報
2009年06月10日 19:27 発信地:ソウル/韓国
http://www.afpbb.com/article/politics/2610352/4247207
国連安保理、対北朝鮮制裁決議を採択
2009年06月13日 07:08 発信地:米国
http://www.afpbb.com/article/politics/2610927/4260143
北朝鮮、プルトニウム全量の兵器化とウラン濃縮作業開始を宣言
2009年06月13日 16:23 発信地:ソウル/韓国
http://www.afpbb.com/article/politics/2610969/4262249
北朝鮮の挑発行為に遺憾の意、クリントン米国務長官
2009年06月14日 10:35 発信地:ナイアガラフォールズ/カナダ
http://www.afpbb.com/article/politics/2611018/4234955
アメリカの関心は、今はイラン情勢である。北朝鮮と比較されるイランだが、まがりなりにも「自由・直接投票」で大統領選挙を終えた。イランの核不拡散に積極的に取り組み、国際協調体制の枠組みに入れていくことが、北朝鮮に対する雄弁な説得工作にもなる。
日本は、イラン情勢に発言していないようだが、「イランで当局に抗議するデモが行われるのは極めて珍しい」と書いたロイターの記事と、オバマ大統領が中東歴訪の途上でイスラエルのネタニヤフ首相と会談したという「毎日」の短い記事が印象に残った。
イラン大統領選、アフマディネジャド氏圧勝 ムサビ陣営は反発
2009年06月13日 23:18 発信地:テヘラン/イラン
http://www.afpbb.com/article/politics/2610978/4259203
イラン改革派グループの幹部、約10人逮捕か
2009年06月14日 15:33 発信地:テヘラン/イラン
http://www.afpbb.com/article/politics/2611104/4265486
イラン大統領選、ムサビ候補支持者数千人が「選挙に不正」とデモ活動
2009年 06月 14日 14:11 JST
http://jp.reuters.com/article/domesticEquities4/idJPnJS848013120090614
イラン大統領選:現職再選 米国、対話から圧力へ転換も
毎日新聞 2009年6月14日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/world/news/20090614ddm007030130000c.html
2009年6月9日火曜日
中国農業への無理解
気象庁のサイトで、夕方の日本上空の衛星写真を見ると、梅雨前線が明確にできている。
http://www.jma.go.jp/jp/gms/index.html?area=0&element=1
北半球北西域で見ても、ヒマラヤからまっすぐに関東平野の北まで梅雨前線が伸びている。
しかし、松山は今夜から水不足で夜間断水だ。
東アジアの気象の変化は激しい。
●森永卓郎:日本経済の回復は日銀の金融政策にかかっている
→ http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20090602/157201/?ml
今年の大型連休は、曜日の並びがよかったことと不況とがあいまって、地方の労働局が発表した数字によれば、企業の連休日数の平均は例年よりも0.5日ほど多くなった。
さあ、そこで大規模な消費がされたかというと、どうもそうではなさそうなのである。高速道路1000円に目を奪われて、メディアは高速道路の渋滞ばかりを取り上げていたが、一方でJRの利用客は7%も減ってしまった。
1年限りの高速料金割引にも飛びつく国民の影で、本当に個人消費は回復基調にあるのだろうか。
【ニュースを斬る】
続・「悲鳴を上げる中国農業」
もはや中国だけでは解決はできない。食の安全のため「東アジア農業共同体」を
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_42492_396407_123
東アジアとASEANを合わせた農民の人口は約10億人。
全体の人口が20億人であることを考えると、半分が農民なわけですよ・・・
この2回連載記事はわかりやすかった。関係者に送った。
しかし、読者コメントには、ほとんど中国の環境問題を理解していないことが反映されていて、日本人の近隣国理解はこの程度かと疑問に思う。おそらく、アセアンの事情なども踏まえていないコメントであろう。エネルギー・環境・資源という分野で、東アジアを深く理解することが必要だ。そのなかで、以下のコメントは参考になった。
日経BP記事のコメントから再掲
http://business.nikkeibp.co.jp/fb/putfeedback.jsp?_PARTS_ID=FB01&VIEW=Y&REF=/article/topics/20090605/196832/
「 2009年6月9日
とても参考になる連載記事でした。友人の農業経営者に送ります。 長江デルタの農民の「富裕さ」は見聞していますが、昨年から三峡ダム流域の長江の支流で大量のアオコ(水華)が発生し、農民・漁民・住民生活に大きな影響 を与えています。地域独占鉱業企業体が、地方政府を半ば買い取り、「自由に」生産活動をしています。担当の湖北省や重慶市も中央政府の指示もあって重い腰 を上げてはいるのですが、環境部門は対策が立てられず、「発展中心の経済政策」は基盤整備とその維持管理をおろそかにしていて、すべて人民にしわ寄せが来 ています。なかには、工業団地整備で大きな道路ができたため、従来の水道設備が壊れ、数ヵ月間も水の出ない住民が中国サイトで必死に訴えています。 上記の内容は、すべて中国サイトで見聞できますので、日本の市民ももっと食と環境の安全に自分自身で興味を持つべきです。 最後ですが、ASEAN+3の中核でGroup9の発想はわかりますが、同時にエネルギー供給の案件も入れておかないと起動しないように考えています。
2009年6月9日
前回も興味を持って詠ませていただきました。どこへ議論を落とすのか? と思っていたら、農業の国際分業ですか。戦後「日本は資源が無い国だから、国 際分業を進めなければならない。そのとき農業は日本にはいらない。」と言った結果が今の状況ではないのでしょうか。基本的に日本での食料自給率が低いの は、小麦・大豆・飼料の生産が低いだけではないのですか。小麦は昔は関東などで生産していたはずです。大豆も米国の圧力で生産を止めてしまいました。飼料 も肉の見栄えばかりに拘り、トウモロコシなどを食べさせるからです。全て日本人の我侭と米国の圧力が招いた事ではないでしょうか。「好きなものをいつでも 好きなだけ食べる。」と言う我侭を続けていては、日本の食料問題は解決しないでしょう。東アジア9の問題に関しては他の方が述べているように、政治形態の 異なる国が手を結ぶとは到底思えません。農業まで国際分業してしまうという日本という国の存在価値は何なのか疑問に思います。
2009年6月9日
不思議に思うのですが、「水が足りない」というのと「供給余力がある」と言うのはどのようにつながるのでしょうか? 土壌改良であれば、外からリ ソースを持ってくることで何とかなる可能性があると思いますが、水はどうするのでしょうか? 東南アジアの水源地からの収奪を進めることで確保するのでしょ うか? 現に今現在、東南アジア諸国の水源地にダムを作ることで係争が起こっているようですし。これは、「東アジア農業共同体」と真っ向から対立することに なると思いますが。 また、この「共同体」に韓国が入っている理由は何でしょうか? 韓国の食糧自給率は日本よりさらに低い24%だったはずです。農作物の安定供給を目指す共 同体に純輸入国を入れる理由が分かりません。
2009年6月9日
中国農業事情に詳しい識者の説明として非常に参考にさせていただいていますが、中国では農地の土地所有権に関しては2002年の農村土地請負法や 2007年の物件法が制定され、農地に関しては30年(~70年)の中長期に渡り譲渡可能な定期借地権様の擬似的な所有権が認められているものと記憶して いるのですが、中央の法令と地方での実際の運用はやはり異なっているのでしょうか。その辺り現状の中国農地の実際などを次回以降詳しく伺えれば幸いです。」
2009年6月4日木曜日
梅雨の走りに
今朝は、オナガの声を聞いた。やはりこの近くでひっそりと繁殖しているのかもしれない。シジュウカラの幼鳥の声も聞いた。
▼リニア大深度地下は500mごとに脱出口を、鉄道・運輸機構
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20090518/532713/
大深度地下の利用が想定されているリニア新幹線の防災対策について、鉄道建設・運輸施設整備支援機構の有識者委員会が報告書をまとめた。トンネル内には500mごとに脱出口を設け、プラットホームに煙が流れ込まない構造を採用するなどの具体策を提言している。
久しぶりにリニア関連の記事だ。もっと事業の全体像が知りたい。
[学生リポート]
▼「日曜大工」で小布施の町並み再生
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/knp/column/20090519/532741/?ST=const
まさに「まちをつくる」話だ。専門家に伝えたところ、お礼のメールが来た。
▼道路フェンスなどを緑化できる壁面緑化システム<訂正あり>
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/knp/product/20090515/532648/
▼花壇として利用できる災害時用簡易トイレ
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/knp/product/20090515/532607/
このふたつは今後の都市部の緑化と防災の具体的な事例として検討されるべきだ。関係者に送り、反応もあった。
【中国発 財経】
深刻化する三峡ダム湖の水質汚染
アオコが各地で異常発生、企業の違法排出もやまず
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_41361_391414_140
この記事から、本日も長い調査を継続している。調べていくほど、難しい話である。
<編集長が語る日経不動産マーケット情報の見どころ>
▼東京23区で809万m2のオフィス計画が進行
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/nfm/column/20090521/532706/
日経不動産マーケット情報6月号では、毎年、調査している「これからできる大規模オフィスビル」を掲載しました。東京23区内で進行中のオフィスビル計画を、地図上で一覧できます。本誌ウェブサイトにもカラーの地図を掲載しました。
東京の近未来だ。関係者に送ったところ、返事が来た。
●猪瀬直樹:大都市会議で都の優れた環境技術を紹介
→ http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090526/155204/?ml
韓国で開かれた「第3回世界大都市気候変動サミット」に出席した。世界大都市気候変動サミットは、世界大都市気候先導グループ(C40)が開催している。2005年に第1回が開かれ、今年で第3回になる。今回は18日から21日まで開催されて、世界約80都市から約500人が参加した。ビル・クリントン元米国大統領が基調演説を行い、石原都知事も19日に講演をした。
後半の具体的な事例紹介が参考になった。
【FINANCIAL TIMES】
20年後の回顧録、波紋必至 天安門事件で失脚の故趙紫陽氏
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_41893_394171_152
興味深い記事だ。香港サイトは盛り上がっているようだが、中国は情報統制をかけているようだ。
●セカンドステージ/ナショナルジオグラフィック日本版
広がるグリーンな屋上
→ http://www.nikkeibp.co.jp/style/secondstage/tanoshimu/nng_090522.html
そろそろ夏が近づき、都会で生活をしたり、仕事をしたりしている人は郊外に比べて異常な高温を示すヒートアイランド現象に悩まされます。特に、コンクリートを打ちっぱなしのビルの屋上などは夏の日中は60℃を超えることもあるそうで、気温が高いと思われがちな砂漠よりも厳しい環境です。こうした劣悪な環境を改善しようと、屋上緑化に取り組む動きは日本だけに限らず世界中で増えてきています。
これも興味深い記事だ。写真取材がいい。韓国の専門家と日本の関係者に送った。
・東海地方のヒートアイランド調査で名古屋の気温が長期的に上昇、気象庁
http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20090601/156578/
見過ごされそうな記事だが、大事な記事だ。関連して1年前の東京の調査も知った。
東京都は改定都市づくりビジョンの骨子を報告
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20090602/533042/
これは日経のスクープである。短いが重要な情報だ。関係者に送った。
2009年6月2日火曜日
おぼろ月夜

『麗しのサブリナ』ハンフリー・ボガート、オードリー・ヘプバーン、ウィリアム・ホールデン
今夜は、月齢8.6日の小潮で、やや丸いおぼろ月夜だ。
午後、今年始めてオナガを見た。1羽だけだった。かつてのように群れて飛ぶ姿は見られないのか。
朝は5時起床で、7時から16時までほぼ三峡ダム集水域の中国サイトを検索しながら翻訳した。いい、ジャーナリストが出てきているが、匿名なので記事だけの存在である。日本からの派遣記者も、もう少し現地の風土からにじむ記事を書いてほしいものだ。
夜は、NHKのBSで「サブリナ」を見た。
もう、こうしたコンパクトで象眼細工のような映画はできないであろう。
『麗しのサブリナ』(原題:Sabrina)は、1954年に制作されたロマンティック・コメディで、ビリー・ワイルダー監督が映画化した。ローマの休日に続くヘップバーンのヒット作。彼女はこの時25歳のはずだが、妙にろうたけて見える。ハンフリー・ボガートとウィリアム・ホールデンを手玉にとっているように見せる演出の巧みか。